昨晩「たけしの日本教育白書」を見た。
基本的には現在の日本の教育を嘆く内容だった。
その中で、10年以上前に収録された
「命の授業」というコーナーで心を打たれた。
どんな授業かというと、「小学校のクラスで育てた豚を食べる」という
まさに「命とは何か」をテーマにした授業だった。
クラスのみんなが卒業するときになってやはり情が移ったのか、
Pちゃん(豚の名前)を今後どうするかで問題になった。
そこで改めて討論を行った結果、
残った2択は「下級生に引き継ぐ」か「食肉センター行き」だった。
最後の多数決の結果は同数・・・。
先生の出した「命の授業」の意味を考えて半数の生徒が
「食肉センター行き」を考えたのだ。
そして最後に生徒達は先生に結論を委ねた・・・。
結論は「食肉センター行き」。生徒達は自らの手でPちゃんを
トラックに乗せ、最後のお別れをした・・・。
今の6年生にこんなことができるだろうか?
また、今「命の授業」ができる先生がいるだろうか。
深く考えさせられる内容だった。
・・・・・
ただね、最後はもう涙が止まんなかったよ~(T_T)